日本ではあまり知られてはおりませんが、3月17日はセント・パトリックス・デイ(St Patrick’s Day)というアイルランドの祝日。アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日だそうです。
その前後日には本場ダブリンではもちろん、日本全国でもお祝いをするパレードなどがおこなれています。東京では表参道で大規模なパレードがあるのですが、前日の3月16日に今年は初めて「アイルランドフェスティバル」が代々木公園で行われました。
アイルランドのシンボルカラー・緑色のものを身につけてお祝いするのが正しいとされていましたので、わたしも緑色のカーディガンを着て行きましたよ。
場内ではアイルランドの名物 ─ シードルや海藻、緑と同じようにお祝いの際に身につける「シャムロック」(三つ葉のクローバー)のアクセサリーなど ─ が売られていたり
アイルランドのビールや牡蠣や貝などがあるフードコーナーも!
そしてステージではアイリッシュ音楽やダンスが!
アイリッシュ音楽は夜ごとパブで自分の楽器を持ち寄りセッションが行われ、2人以上集まれれば、そこは音楽の場となると言われているほど。
また楽器もマンドリンやバンジョー、アコーディオンなどが使われているのでメロディも楽しいものばかりです。
中央にいる緑の衣装を着た女性が音楽に合わせてステップが特徴的な「アイリッシュダンス」を踊ります。
先週までの寒さと打って変わって春の陽気になった日曜日ですが、ビール片手に見ていた場内のお客さんたちも次第にかけ声や口笛をかけ、見知らぬ隣りの人とステップを踏み踏み。
暑いくらいのひと時となりました。